玄関の扉を開けると、外には黒い車が止まっていて、雅人さんが立っていた


「おはよー」


爽やかな笑顔の雅人さんに「おはようございます」と声をかけると何故か光世さんが間に入って見えなくなってしまった

「光世さん?」


見上げると一瞬眉間に皺が寄っていたが、直ぐに笑顔になった