光世は少し寂しそうな顔をし


「条件なんだ。借りた金の代わりに預かると。後、立て替えたモノを返し終わったら会わせると…」


「本当に無事なの?」


「ああ、美帆には嘘はつかない。」


光世の真っ直ぐな瞳を見て、嘘は付いていないんだと確信し、美帆はホッとした