今の状況を説明すれば
響子さんがあきちゃんに飛び蹴り
隣にいた克己さんは巻き添えで
壁の角に頭から突っ込んで他界。
倒れたあきちゃんは
響子さんに捕まり絞め技をくらってる。

ノリはきょとん。



私としては慣れたこと。
お勝手の冷蔵庫を開け
みんなの分のお茶と
響子さんのビールを用意する。



『ノリ、固まってないで座って。お茶用意したから。』

ノリは私の声にやっと戻ってきた。
いいのか?と言う戸惑いが見えたので
ちょいちょいあるから
気にしないで。
と私の隣をポンポン叩いた。