「笠原絶対に話し長いわよ。真幸さんにしの遅れるって言っておくから。」

紫喜がいじわるそうに笑って言う。


『え~、やだよ。バイト遅れたくない。寿賀ちゃん私の代わりに行ってきてよ!』

お願い。と私の中で
極限にぶりっこして頼んだ。


「やだよ。可愛くねえし。それに俺だってバイトだよ。」

『可愛くないは余計だから!この天パー!』


お洒落だ!なんて返しがきたところで
紫喜に止められた。


「今日、新人来るみたいだから早くおいで。真幸さんによるとイケメンみたいだよ~。」


イケメン…どおでもいいや。