「へ?」



間抜けな


あたしの声に



「なんてゆぅか、さ」



「莉奈とちゃんと向き合うには」


「誤解されたまんまじゃフェアじゃないってゆーか」




真剣に



そう告げる


ヒロの瞳は



さっきまでの



ちょっとあたしをからかってるような



色はなく