翌朝の家の前

りのんが満面の笑顔が待っていた


遅いと笑いながら怒られ


ボクの一歩後ろをついてきていた


今日の格好はシャツにデニム…
昨日ほどではないものの、かわいかったのは
言うまでもない…



授業中、なにかと理由をつけて一緒に教科書を見る


たまに目が合うと、笑顔をくれる


体育の時間も一緒
男女の人数が奇数ずつなので仕方ないとはいえ

柔軟も一緒は恥ずかしい…


柔らかい体に触るたびに心臓が鳴るのが分かる…



帰り道も一緒
いろんなところに寄り道してると、デートしてるみたい…



カギは持ってはいるものの

当たり前のように
ボクの家にやってくる…







それが日常になるのに、二週間もかからなかった…