紅く染まった窓から見えるアパート


母親が帰ってきたらしく

急いで準備するキミ


まだ一緒にいたかったなぁ…
やっぱり言えないけど…


アパートの手前まで送り、また明日と言う前…


ある頼まれごとをされた


りのんと呼んで…と


顔が焼けるようだった

振り絞って言ってみた


ばいばい、りのん…


ニコッとしたりのんの笑顔と


ばいばい、るい…



寝るまで忘れなれなかった…