「キャー! 律華先輩と撫子先輩
のツーショットぉー!!」


「写メしなきゃっ!」


律華もめっちゃ人気者。
あたしと律華は学校で№1と
2のコンビ。3年生の先輩達まで
キャーとかいってるし。


ってゆーか道ふさがれてて
通れないしー・・・


「おはよ、みんなー。早く教室
入らないと遅刻だよー!」


「そーだよっ!」


後輩達は素直に帰ってく。あとは先輩達も早く行ってもらわないと。


「先輩、すいません急いでるんで
通してください。」


「お願いします。先輩っ!」


名付けて瞳うるうる攻撃。


「キャーかわいー!!」


先輩達はあたしたちを小動物
みたいでかわいいって言ってる。

はいはい。
身長低くてすいませんねっ!



「はぁー・・・」


「どうしたの?」


「どーしよ撫子。今日テストだよ?」


テストなんて楽勝♪ 一日がんばれば覚えられるし。・・・今日!?


「・・・うそっ!! 忘れてたっ!」


ってゆーか、何の教科だったっけ?