部屋の中は、
アイボリーと所々、刺し色のピンクで統一された部屋になってて、
すっごく女の子、女の子した部屋。
私の部屋とは、比べ物にならない。
で、でも、
いいのかな・・・
その・・・
この部屋で、陽介と・・・・
「麻紀、何か飲む?」
キッチンにいつの間にかいた陽介が私に問いかけた。
「う、うん、じゃぁ、オレンジジュース」
「わかった」
冷蔵庫から、ジュースのペットボトルを出し、
グラスに注いで、
カウンター越しに渡してくれた。
リビングのソファーに座り
ゆっくりとグラスのジュースを口に含む
「麻紀、俺、先にシャワー浴びていいか?」
「う、うん・・・」
「麻紀?・・・」
私の顔を覗きこみ、
「一緒に入るか?」
えっ?!
目を大きくして陽介を見た。
「ははははっ、そんな顔すんなよっ、待ってろ、先、入ってくる」
あー、
ビックリしたぁ・・・