「…っぁん、よう…すけ…」
俺の腕の中で、
可愛く鳴く麻紀…
カフェを出た後、
俺のアパートに行き
ずっと、麻紀に触れていなかったから
俺の欲望のまま抱いた…
身体は疲れているハズなのに、
麻紀に触れれば、
そんなのは、
何処かへ忘れてしまう…
俺の身体が
吸いつくように
麻紀の身体に重なる…
何度、昇りつめても、
俺の身体が麻紀を求めた
それに答えるように、
麻紀も俺を受け入れる
「麻…紀、愛してる…」
耳朶を甘噛みしながら、
囁いた
俺の腕の中で、
激しく乱れて、
可愛く鳴いて…
全てが、
俺のモノだというシルシを
いくつも残した
少し、いや、
だいぶ無理をさせてしまった…
俺に寄り添い、
俺の胸に顔を埋め、
静かに
目を閉じたのは、
空が青白い時を迎えた頃だった…