不思議に思いながら、


厨房にいた陽介のところに行き名刺を差し出した。


ガラスケースの前で、陽介とその人が、会話をしてる。


邪魔にならないよう、私は厨房にいたから


話の内容は聞こえなかったけど、


陽介の顔をじっと見てると、表情が硬くなって行くのがわかる。


何か・・・よくないこと?・・・・・


5分くらい二人が話して、その人が、去って行った。


と同時に、夕方のお客さんが来店しだして、


ホールも、ショップの方も忙しくなってきて、閉店まで陽介と話が出来なかった。