彼の優しさに甘え

ァタシは彼を苦しめ続けた



彼が全てをかけて

手に入れた仕事さえ奪った



自分のお店を立ち上げたばかりで忙しい彼が

かまってくれない事に腹を立てたァタシは

一方的に『さようなら』とメールして

着信拒否にメール拒否

彼を突き放した



散々…振り回して

傷つけて

自分勝手に彼を捨てた



愛してたから

許せなかった



小さい事過ぎるケド

かまってもらえない事が

辛くて

寂しくて

それが耐えられなくて

ァタシが求める前にかまってくれない彼に苛立って

理不尽に『いらない』って思ったんだ