馬乗りになったままドキッとするような目でまっすぐに見てくる。 まあ、本人はあんまり見えてないだろうけど…… 「どうかしたの。突然……」 「俺、向こうにいても、ずっとお前のこと忘れられないんだ…… いつも電話する時間がすごく待ち遠しくて……。 でも、俺うまく気持ちとか伝えらんねえから、だから今日来た。」 顔を赤くしながら必死に思いを伝える優輝をただ黙って見続ける。