この暑さで苛々しているのに、ストーカーまがいなことをされて私の苛々はピークを達していた。


丁度横を通り過ぎようとしていた自転車に乗っている人の鞄を持ち上げた。

そのまま後方のストーカーに投げ、睨みつけた。


無言の威嚇。


これが一番あっているだろう。


気の弱い幽霊は一目散に逃げていった。