シフトの時間が終わって、真美子とロッカールームで着替える。



「ねぇ、雪枝、もちろんメールするでしょ?」


「うん・・・、しようかなと思ってはいるんだけど・・・。」


「何よ、乗り気じゃないの?」


「なんだか、何となくだけど、踏み出したら、止まらない気がするんだよね。」


「本気になっちゃうってこと?」


「分かんないけど・・・、私、年上だし、っていうか、何こんなに真剣に考えてんだろ!」


「私だったらメールしちゃうけどな~。なんなら?私もK大だし?代わりにメールしてあげてもいいよ?」


「だ、だめ!真美子美人だし!」


「なによぉ(笑)。結局、メールするんじゃん雪枝。」


「なんか・・・、真美子に誘導された気分。」


「ふふっ、頑張りなよ!」


「うーん。」




結局、深夜だし、明日メールするってことにして、家に帰った。


ベットに寝転がって、渡されたアドレスを見つめる。



「何て送ればいいのよ。」



うーん、と考えながら目を瞑る。


あー、疲れて考えらんないや。


結局そのまま、寝てしまった。