思わず固まってしまった、私を不審に思ったのか、彼はお金を受け取りさらに置いた。
「あの・・・・。」
「あ、失礼いたしました。200円お預かりいたします。」
「えっと・・・」
「80円のおつりです。」
私は急に恥ずかしくなって、慌てて清算をした。
早く立ち去ってぇ~、美少年は遠くから見てるのが一番だわ!!
そんなことを思いながら、私はうつむいていた。
しかし、目の前の紺のブレザーは動かない。
「あの・・・。」
「は、はい。他に何か・・・・?」
「いえ、違ったらすみません。」
「え?」
「お姉さん、K大学ですよね?」
「へ?」