「はい、では失礼します」


どうやら電話が終わったようなので即座に純君に問いただす。



「何?何?誰?高槻さん?高槻さんになんかあったの?」


興奮して自分でも何を言ってるのかわからなくなってきた。


「侑姫ちゃん、なに言ってるの?今のは仕事の電話だよ?そもそも、先輩は今入院中で、中野の病院にいるよ?急にどうしたの?」


なんだ、勘違いか…


よかった

高槻さんの声が聞こえるからてっきりなんかあったのかと思っちゃったや。

なんかあたし、疲れてるのかな?


よくない事考えちゃって申し訳ないな・・

でも、よく考えればそうだよね、病院って一番安全なところにいてなんかあるはずなんてない。


今頃ダイエットでも頑張ってるはずだよね。