「ダメです!私が払います!」
「大丈夫だって。ね?」
何度も繰り返された、この会話。お会計の若いお姉さんもさすがに苦笑い。
だって、
だって倉田瑞季が、
私のぶんの食事代を払うなんて言うから…
値段だって、安いわけじゃないし
でも、さすがに折れてしまった、私。
「本当に、ごめんなさい…」
「なんで?誘ったのは俺だから。来てくれて、ありがとう。」
そんなふうに、
また優しく笑うから
何も言えなくなっちゃうじゃない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…