ど、どうすればいいんだ。

嫌われてしまう前にっ!


「み、南~?」


「何?」


「明日、どこかにデートでも…」


「あ~…無理かなぁ」


苦笑いをする南。

き、嫌われてる!


もうダメだ。やる気が出ない。


「おやすみ…」


部屋へと戻り、ベッドに倒れこんだ。
父親ってのも、寂しいもので厳しい試練もあるのか。