「でも良かったな、紗羽。」

「うんっー…笑」


部屋から聞こえたのは、
拓海の声と、紗羽の笑い声。



「でも拓海くん、中学の時と変わってないねっ」


ドクン…


紗羽…あいつのことは覚えてんのか…?