「あ、すいません。俺、紗羽の彼氏です…。」


『あらっ☆佑陽くんっ?』

…俺の名前知ってるの?てかまだちゃんとあいさつしてなかったな…。

「遅くなってすみません。なんか紗羽、具合悪いみたいでι。だから今日は…」


まさか酒飲んだなんて言えねぇしな?

『あらそうだったの!?ったく、紗羽ったらちゃんと連絡しないで! ごめんね、佑陽くんι。今日は紗羽の事よろしくね?』

「はい、」

そう言って電話を切った。