【佑陽】

急いで公園に行くとー…

ベンチには紗羽と…

知らない男が。

そして、紗羽にキスしようとしてた。

「何してんだよっ」

俺がそう怒鳴ると、

「…あんたが佑陽?」

その瞬間、俺はそいつの胸ぐらをつかんで

「紗羽に手ぇ出すなっー…」


「だったらちゃんと守っとけよ?あ、でも心配する必要ねぇか?紗羽お前の事大好きみたいだし」

そう言うと、俺の手を振りほどいて帰って行った。