「俺的には会いたいなぁ…なんつって」

余裕そうに笑って言ったけど心の中は真逆で今までにないぐらいバクバク言ってる
でも、ほら好きな人の前ではかっこよくいたいじゃん?!
こんな心臓バクバクしてるなんて知られたくないし!!

「あ…会いたい!私も修一君に会いたい!!」
顔を真っ赤にしながら優香ちゃんは言ってくる
かーわいい!

「ありがとう
学校の帰りマッハで来るから!」

なんて冗談を言いながら会話をする
病室じゃないんじゃないんじゃないかってぐらいゲラゲラ笑って
看護士さんからうるさいよって注意を受けて
そのことにまたゲラゲラ笑って
楽しい時間が過ぎてった
ずっとこんな時間を過ごしたかった
でも時間は止まってくれなくてもう病室にもどんないといけない時間
そんなルール無視してこのままもうちょっとってなかなか戻らなかったら看護士が来て見事に連行された


「あぁ〜戻りたくねぇ〜!!!」

叫ぶ俺を優香ちゃんは爆笑しながら手をふった