「さ、そろそろ帰るか。」 光汰があたし達に言った。 家に着くと、 龍斗がもう家にいた。 「あれ、龍もう学校終わったのか?」 光汰が不思議そうに聞いた。 「今日は、午前中だけ。」 龍斗が答えると、「なるほど」と いった顔で光汰は頷いていた。 あたしは、制服から部屋着に 着替えるために足早に自分の部屋へ向かった。