教室で席について待っていると、
担任の・・・・・・青木?が入ってきた。


それに続くように保護者もどんどん入ってくる。


「あっ」

思わず声が出た。

光汰が入ってきたから。



案の定、周りのお母様方が見ている。

いくつになってもイケメンはほっとけないよね。



そして、担任の話が長々と続いた。

やっぱり聞いてなかったけどね。



「よ~し。じゃあ今日はもう終わりだ。
 気を付けて帰るようにな~。」


そう言ってさっさと教室から出ていく担任。


・・・適当だなあ。


まあ、関係ないけど。



あたしは席を立ちすぐに光汰の元へ言った。


光汰は優しくあたしに微笑む。


「お疲れ、ちさ。」


そう言ってぽんぽんとあたしの頭を撫でた。