「ぢゃぁ行ってきますね。」

「はい。いってらっしゃい♪」



優兄は朝早くから
スーツを着ていた。


こんな朝から何処に行くのか聞いたら
仕事なんだって。


何の仕事してるんだろ??



「家のことお願いしちゃって
すみません。
本当に大丈夫ですか??」


優兄は申し訳なさそうに
そして不安そうにあたしに言った。



「もー。優兄は本当に心配性だなぁ。
大丈夫だよ♪家のことは任せて!!」