「ただいま~。」 家に着くと時計は8時半を回ったとこだった。 「お帰りー。」 お姉ちゃんがリビングから顔を出した。 「お姉ちゃん! 今日バイト休みだったの?♪」 私はお姉ちゃんの元へ駆け寄った。 「まぁね♪ 乙女ご飯は?」 「たべてない!」 「だと思って待ってたんだ♪ 食べよっ。」 私の家は両親が共働きでいつも帰ってくるのが遅い。 お姉ちゃんはバイトで忙しくていつも夜は一人で食べていた。