家についたのは6時半。


急いで服を着替えて香が来るのを待った。


ピーンポーン


チャイムの音で私は玄関のドアを開ける。


「乙女、ちゃんと確認して開けなきゃ危ないよ?」


「うん。
次から気をつける!」


香を私の部屋に通すと香はゆっくり話始めた。


私なりにまとめると


健治さんと上手くいってないこと。


最近試合近くてメールの回数も少なくて
冷たいらしい。


香はそんな健治さんに私と部活どっち優先するの?


って言ってしまったらしい。


香は深く反省していた。


「別れちゃったらどうしよう?」


香の目からは涙が流れて来た。


私は香の背中を優しくなでる。