私と京ちゃんはジャージに着替えて準備運動をしているとどこからか野球ボールが飛んできた。


「乙女~ボールとってくれー!」


約50メートル先にいる隆太が私にそう言った。


私は足元に転がってるボールを拾った。


「えいっ」


おもいっきり投げるとボールは隆太とは全く違う方向に行ってしまった。


「どこやってんだよ~っ」


「ごめんねーっ」


私の投げたボールは…


中倉先輩が拾っていた。


私の心臓はドクンドクンと鳴った。


これは恋なのかな?