「…あ、雨…」 学校帰りの夕方 俺はひとりだった ────────── 「あ、成端。お前今日、部活休みだったよな?」 「あぁ〜…はい」 「だったらちょっと手伝え」 そう担任の片瀬に言われ 俺は嫌々文化祭の下地を手伝う事になった 「もういいぞ。いやぁ〜助かった!!」 何時間手伝わされていたのだろう… もう夕方だった