「ちょっと道悪いから気をつけて。」


「うん。うわぁ、すべりそう…。」

雨の日の朝。
いつも駅の入口で待ち合わせてる私たち。
だけど、雨が降ると、危険が増すらしい(笑)
大輝君は家まで迎えにきてくれて、一緒に駅まで行ってくれる。

だから、雨の日は少し嬉しい。

ねぇ、大輝君?
私がどれだけ大輝君のこと好きか、あなたはわかってる…?

大好きなの。
いまでも夢をみているよう。
フワフワと空を漂っている気分なの。



あなたは、私の、私だけの、ヒーロー。