耳元で言われた



クスリと笑って通りすぎた満里さん



「・・・・」



「お前・・・顔色悪いぞ・・・」



近づいてくる泰我



・・・言えないょ・・・



写真がもし・・・



下着姿のだったら・・・



・・・やっぱり言えないょ・・・



「聞いてる?」



眉間にシワを寄せてる



泰我・・・私・・・どうしたらいいの・・・



「・・・なんでも・・・ないです・・・」



一歩後ずさりした



泰我はかまわず私に近寄る



「・・・なんでもない??・・・そんな顔でか?」



「・・・具合が・・・悪いだけ・・・で・・・」



首を横に振る



今、泰我に触れたら我慢できない



きっと話しちゃう・・・