溢れでそうな涙を堪えた



よく泣きそうになる



たぶん、不安定な心のせい・・・



ホントに泰我がいないとダメ



弱い自分がいて嫌になる



「・・・はぁ・・・」



ため息が漏れる



ベッドに潜り込んで目をつむった






次の日



またよく寝れてない



だるい身体を無理矢理動かす



「・・・」



最近顔色悪いな・・・



そう思って部屋を出た



「衣千花ちゃん?顔色悪いですけど、大丈夫ですか??」



昌さんに言われた



私は頷く



朝は泰我を起こしに行かなくちゃいけない



だから泰我の部屋に向かう



「泰我ぁ、今日は出かけよぅょぉ−−」



満里さんが泰我の腕に絡み付いていた



・・・やめて・・・



すぐに目を背ける