「きゃッ!」



泰我が首に唇を落とした



あ、朝から・・・



何してんの−−−!!!!



「た、泰我・・・ダメだょぉ・・・」



「離したくない」



「!!」



離したくない!?



泰我が甘えてる??



しばらく、イチャイチャしてからやっと泰我の部屋から抜け出しした



「はぁ−」



チャプチャプと波立つバケツを片手に屋敷内を歩く



「ニャ−」



ん???



猫の声???



猫の声が聞こえた方を振り向く



「ニャ−」



やっぱり猫の声がする・・・



声をたどって



ひとつの扉の前に来た



「迷子とかかな・・・?」



キィっと静かに扉を開けた



「衣千花?」