泰我のお父様のいる部屋につく



・・・大丈夫・・・



泰我の手を強く握った



それに気がついたのか、泰我が握り返してきた



私は自然と笑みがこぼれた



「父さん」



泰我が部屋のドアを開けた



「失礼します・・・」



「お−−、可愛くなった。可愛いね」



甘い大人な顔で笑う



・・・泰我が大人になったら・・・



こんな感じなのかな・・・?



「俺のに色目使うな!」



泰我が目の前に立つ



わわ・・・



それを見て、泰我のお父様は笑う



一瞬、泰我のお父様と目があった



・・・?・・・



何かな・・・????



「泰我はだいぶ彼女を溺愛しているね」



で・・・溺愛・・・!