歩きつかれたワタシたちは、歩道の手すりにすわりこんだ

ステルスがこっちをみて微笑む

そしてツクリモノのような、いやツクリモノのキレイな顔が近づいて……

――あれ、どっかで見たような……

ワタシたちはキスしてた

「この近くでこうしてファイとキスしてたでしょ」

「えっ」

――なんで知ってんだろ???