「お金あるの?」
「んー。
前はお金持ちが相手だったからね」
――しまった……
ワタシはステルスの恋愛型ヒューマノイドっていう意味を分かってなかった
きっと好きでもないヒトたちを相手に取り入るのが任務だったのかも知れない
「きっと、イヤだったんだよね……」
ワタシはおそるおそる聞いた
「それはもちろん。
マトモなヒトなんていないからね。
でもキミたちが解放してくれた。
そうだよ、あの時腕を失ったけど、
それで僕は解放されたんだ。
ミウのおかげさ」
ステルスはホントに嬉しそうに笑った
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