「それと、
 世界を破壊できるホドのヒューマノイドと博士が必死になって守ってる、
 女の子はどんなコなんだろうってね」

――ワタシのこと……?

「ワタシはナンもできないし、娘ってだけで巻き込まれるのは、
 イヤだよ……」

ステルスがワタシにどんな興味があるのかわからなくて、
探るようにつぶやく

「それで姪ってことにしたのかもね」

――そうか……

ワタシはステルスがひとりごとのように言ったその言葉で、
ワタシが姪になってる意味がわかった気がした

――でも……

「アタシは実験台じゃないよ」

――ヒューマノイドの子供をつくるなんて……