side:響
俺らが試合しとったら、急に大きい音がした。
何や思うて、音のした方を見ると、
「鈴!!鈴!!どうしよう…鈴!!」
一生懸命叫んどる志穂ちゃんと、倒れとる鈴が見えた。
おいおい、何やこれ。
新手の鈴のイタズラか!?
そんなことを思いながらジッと見とったら、相沢が鈴と志穂ちゃんの所に向かった。
「あまり動かさないで。強く頭を打ってるみたいだし。とりあえず、僕が保健室に連れて行こう」
そう言うて相沢は鈴を姫抱きにして保健室に向かうべく、その場を去った。
その後を泣きながら志穂ちゃんがついていく。
…頭を強く打ったって。
あのボールが頭に当たったんか??
「おい、響。大丈夫なのかよ、東堂」
亮が心配そうに俺の肩に手を置き、聞いてきた。
「…分からん。とりあえず、俺らも保健室に行くで!!」
「あぁ」
試合の最中やったけど、試合をしとる奴はおらんかった。
俺らが試合しとったら、急に大きい音がした。
何や思うて、音のした方を見ると、
「鈴!!鈴!!どうしよう…鈴!!」
一生懸命叫んどる志穂ちゃんと、倒れとる鈴が見えた。
おいおい、何やこれ。
新手の鈴のイタズラか!?
そんなことを思いながらジッと見とったら、相沢が鈴と志穂ちゃんの所に向かった。
「あまり動かさないで。強く頭を打ってるみたいだし。とりあえず、僕が保健室に連れて行こう」
そう言うて相沢は鈴を姫抱きにして保健室に向かうべく、その場を去った。
その後を泣きながら志穂ちゃんがついていく。
…頭を強く打ったって。
あのボールが頭に当たったんか??
「おい、響。大丈夫なのかよ、東堂」
亮が心配そうに俺の肩に手を置き、聞いてきた。
「…分からん。とりあえず、俺らも保健室に行くで!!」
「あぁ」
試合の最中やったけど、試合をしとる奴はおらんかった。