「…さっき失礼なこと考えてへんかった?鈴ちゃん?」

「ほにゃいにゃほりぉありぁへん★☆」

「…いや、お前何言うてんの?」

わからんのやったら聞くな!!

今ウチは目の前のハンバーグで精一杯なんやからッ!!

「せや!鈴、バレーのチームどないなったん?」

響がハンバーグを食べながら聞いてきた。

せや!来週はスポーツ大会やったわ!!

「…ゴクン!あんなウチ志穂と一緒やで!んでな志穂、バレー部のキャプテンやってん!!」

どや!!凄いやろ~!
初めて聞いた時は目玉飛び出るかと思ったわ★☆

…そこまではないか。

「それは凄いなぁ~!志穂ちゃんがバレー部のキャプテンかぁ~…。うん!見えへんな!!」

それウチも思うた!!

「響の方はどないなってん?バスケやろ??」

「俺も亮と一緒や★☆オマケに亮もバスケ部のキャプテンや!!」

どや!!凄いやろ!?と響が勢いよい聞いてきた。

…まぁ、凄いわ。
亮ってなんか爽やか系のスポーツマンって感じがするさかい、あんまり違和感は無いけどな。

…せやけど、

「キャプテン同士やったんやな。亮と志穂って。爽やか系カップルやな…」

「せやな…。あぁ~俺も恋人欲しいぃ~!」

…いつまでも言っとき!

「ごちそうさまぁ~!」

「∑はやっ!」

うっさいわ!!