「あぁもぉ!!ほんでどっちから告ったん??」

じらされとった鈴が痺れ切らして亮に問い詰めた。

ちゅーか鈴、いつの間にオムライス全部食ったんや!?
お皿が空っぽやん!!
よぉ食えたな、あの量を……。


「…俺だよ//」

「///」

2人とも顔が真っ赤やッ★☆

「へぇ~★☆」

鈴は鈴で顔ニヤニヤさせながら聞いとる。

いつかの変態オヤジを思い出すわぁ~。
流石は親子やな、って俺もか!!

「そっそんなことより鈴と響君はどうなの?//」

「「どうって??」」

「好きな人とかいないの?//」

う~ん…。
今はおらんなぁ…。

「////」

…鈴はおるみたいやな。
だいたい誰かはわかるけど。

「鈴、顔が真っ赤だよ!!いるんでしょっ!?」

「なっにを言うてんの!?////」

「俺達は言ったんだし、お前も言え」

「「うんうん」」

「何響まで頷いてんねん!!////」

あっ!!コイツ…。
どさくさに紛れて俺のおかずの唐揚げ食うた!!

「俺の唐揚げ食うたんやから白状しいや、鈴」

「う~…。たっくん!//」

「「「たっくん??」」」

誰や、たっくんて…。
最後の方は小さい声でやっと言うた。

「それ誰?」

志穂ちゃんが更に詳しくたっくんっちゅう奴のことを聞いた。

「…ウチの隣りにおる、相沢 拓斗や!////」

…ヤッパリ今朝の嫌な感じの美形君やったんや!!