「「ハァ、ハァ」」

もぅらちあかんわ…。

ウチ疲れたわぁ…。

「あっ、あのね実は…」

ウチと響が息切れで深呼吸しとったら、志穂が喋りだした。

せやった!!ウチ大事な事、志穂に聞いとったんやった!!

うんうん、と響と一緒になってうなずく。

この際響と一緒でもかまへん!!
相手にしとったら陽が暮れてまう。

「あぁ。俺と志穂は付き合ってる」

「///」

亮は堂々と。
志穂は顔を真っ赤にしとる。

この話に興味持たん奴はおらんやろ!!

ウチと響も例外なく興味を持った。

「「ほんでほんで?どっちから告ったん??」」

廊下のど真ん中。
大声出して聞いたさかいウチら、大注目やぁ★☆アハッ★

「もぉ!!早く行くよ!///」

「行くぞ//」

そう言うて、志穂はウチの腕を掴み、亮は響の首根っこを掴んで急ぎ足でその場を去った。

「亮ぉ~~!そこ掴むんはやめてぇ~~!」

響のこんな叫びを残しながら…。


――…

「もぉ~!ホンット恥ずかしかったんだからぁ~~!」

今は昼休みvV
ウチがいっちゃん楽しみにしとった時間や★☆

「せやから、ホンマすまんかった!!」

ウチと響と亮と志穂は今、食堂におる。

響と亮は食べ物を取りに行って、ウチと志穂は確保した席に座って今朝の話しをしとった。