…ヤバい。
ホンマにたっくん格好ええvV

横顔も素敵や///

黒く、サラサラしとる髪。
鋭く黒い瞳。

「…何」

「は?」

「それ、こっちのセリフ」

…見過ぎとった。
ハズッ///

「何でもあらへんよ!はよ前向き!///」

少し気にしながらも、たっくんは前を向いた。

…焦ったわぁ。

「じゃあ、今朝のHRは終わりだ!!」

そう言うて清水は教室を出ていった。

それと同時に教室の生徒達が騒ぎだす。

「はじめまして!!」
「ねぇねぇ、彼氏いるの??」

等々。
ウチを囲むようにして一斉に質問してきた。

「ちょっ!!待ち!同時に喋られてもわからんわ!」

チラッと隙間から響を見る。

あちゃー。

女の子いっぱいや…。

何であんな奴がモテるん??

謎や…。

「はじめまして!!鈴ちゃん!あたし宮野 志穂だよ!!仲良くしてね★☆」

沢山の生徒達の中から、淡い栗色のショートカットをした元気そうな可愛らしい女の子が挨拶してきた。

「はじめまして!!志穂!よろしゅうな!!ウチのことも呼び捨てでかまへんよ★☆」

「うん!わかった!!よろしゅうな、鈴!!」

「「プッ!!あはは」」

志穂がウチのマネしてきて、二人で笑った。

その後の生徒達の質問はどうにか切り抜けた。

ちゅーか、志穂に助けてもろた。

ありがとうな!!志穂★☆