私の彼は、
とてももてます。


今日も絶賛モテモテです。


そんな彼女の私、沢城華南。


自信が持てません。


「はぁー…」

「どーしたの華南、そんな大きい溜息ついてさぁ」
そういうのは私の親友、光。

「どーしたのじゃないよおぉ…
なんか日に日に思うんだけどさぁ、やっぱ浩とつりあってないってゆーか…
自信がないってゆーか…
あぁ~;」
そーいって机になだれ込んだ。

「ばーか、なにゆってんのよ、ラブラブのくせして!
ってか、そもそもあっちが告ってきて付き合ってるんでしょ?!
何を不安がるのさぁ!」


そう、
それは先月のことでした。

学校から帰るとき、学級当番の光を待っている時のことでした。





「沢城さん?」

「へっ!?」

―――――――――高野浩くん!!!???



「あの、沢城さんって誰かと付き合ってたりする?」

――――――――!???

ブンブンっ
「つつつっ、付き合ってないよ!!?」


そう言った私は、彼から目が離せなかった。

そーいえばクラスの子たちがゆってたっけ・・
『高野くんってめっちゃかっこいいよね!!
やばい、もー目合わせただけで虜だよぉー><』

わー、確かにその気持ちわかるやー・・


「――――――だけど。――――――――ない?」


「へ?」





「スキなんだけど、付き合わない?」
















へぇぇぇぇぇぇ―――――――――――――!!!!!???????????!!!!???????