鎌田先生はテキパキと料理をテーブルへと運んでくれた。




「やっだーほんとに美味しそう!なんか今日疲れちゃったし…お腹すいちゃった!」


「…ふふ。見た目に自信はないんですけど味は大丈夫だと思うんで、食べてください。」

またいつもの笑顔に戻ってて少し安心した。




やっぱ新婚さんだし、寂しいもんね…


「猫が豚に見えるくらいだもんな。」

「むむ…ゆーや君!なら食べなくていーもん!!。」



「ほぉうふっへるほーん
(もう、食ってるもーん)」


裕也君の前にあった唐揚げが消えている!



「…って、にゃー!あたしの分の唐揚げまで食べ始めないでー!」



「てかさぁ、裕兄なんで帰ってきたわけ?(ふゆにちょっかいだして)邪魔なんだけど〜☆」


「くぉら!お兄様に向かってその口答えはなんだ!」
全然お兄様らしくない…


………ん?

「お兄様って言ったら…響さん呼びに行かなきゃ!」

どおりで騒がしいんだ!

「ミケそれ俺らに失礼…。」

みゃ!!


「口に出してたから…。」


「咲夜君…ご、ごめんね?」

カチャー