って、俺は悪役なんか善役なんかどっちやねんッ!!!!


「うん。。わかった。」


俺は一言だけ花梨に言って、

花梨の頭にポンってした。


あ、これな、

いつもやってるけど、

花梨はちっちゃいから、

頭の上見えちゃうんだよ。


で、一番触れやすいところ。


肩とかは、

俺が、駄目だから。


「えへへ…


私ね、いつも怜央くんに頭ポンってされるの好きよ。」


花梨はちょっと照れながら俺に言った。

可愛いな。やっぱり。


でもな、そんなこと言われると、

俺の顔がニヤけちまう…


変な奴って、思われたくない。

だから、毎日いろんなこと、

こらえてるんだよ???


そんなことにも気づかれないのは、

いいことなのか、悪いことなのか…