「今日、一緒に帰ろう。


それで、

帰りに私の家いこう???

学校では話しにくいことなんだよね。」



花梨……

半分あたってるけど、

半分間違ってる。


あー…でも、

どうしよう。



そんな風に俺が迷っていたら、


「あと、強制だよ??」


花梨は少し意地悪そうな笑顔で言った。

優しい、な。


花梨すごいいい奴だよ。

俺が花梨に惚れるのは当たり前のことだな。



もう、

いいよ。


花梨がそういうなら、

俺は頑張るから。


どうにか大丈夫なように頑張るから。


きっと、

俺が花梨を俺から守ってやる!!!