『落ちついたらでいいから、 健志に俺に連絡するよう言ってくれないか? アイツは女子からの連絡には必ず応じる。 アイツに英明のことは俺が言うから、 三澤と優衣は落ちつける場所でゆっくりしててくれ』 「送信…」 俺はまたぼーっとした。 「怖いな…」 ふとそんな言葉が出た。 まだ英明が死んだなんて信じられないけど、 そう考えるととても怖かった。