わたしは目を疑った鏡の正面には いつもの見飽きた顔など映ってなかった そこに見えるのはまだ遠い存在の ダイヤモンドのような魅力を持つように 私自身氷ついたまま鏡を見てしまう ・・・・・おかしい すると私の顔でない顔が微笑んだ 「わたしがちからになってあげる」 そう頭なかに声がきこえる ただわたしは半信半疑で鏡に映った 天使 を見つめたままだった