俺は不思議な顔で

とっ散らかった部屋の主を眺める。


ぐしゃぐしゃに結わえた髪の毛。

緩い化粧、茶ぶちのメガネ。

掃除する気があるのか?、

っていうくらい緩い服装。

破滅的に散らかった部屋。

女の子じゃない、コレは男だ。


俺は笑って靴を脱ぐ。

「え?」

「手伝うよ。」